自民党は政治刷新本部を設立しましたが、その中にキックバックを受けた議員がいました。それでも岸田総理は「排除の論理は不適切」と述べました。
甲賀で閉塞感に苛立っていた滝川一益は、里を捨てて諸国を流浪する中で、織田信長と出会う。その才能に感じ入り仕官した一益は、信長の天下布武の一翼を担う。
温厚な人が多い志摩国の九鬼嘉隆は、乱暴狼藉を繰り返して周囲の反感を受けて放逐される。そこで織田信長に取り入って、財力と工夫でのし上がり、水軍大将となる。
村上海賊を率いる武吉の娘、景(きょう)は、嫁の貰い手がない跳ねっ返り娘。ところが実際の戦に遭遇すると、その凄惨な様子から失意に包まれてしまう。
天衣無縫で天邪鬼な性格の雑賀孫市は、惚れた女の誘いもあって本願寺に味方する。鉄砲の腕は日本一。そして戦の指揮にも秀でて、織田軍を苦しめて、名を高めていく。
橋本一把は堺で見かけた鉄炮に魅せられ、領主の織田信長に見せて気に入られ、研究を重ねる。周囲からは白い目で見られるが我関せずで、一把は研究に没頭する。
本願寺第11代宗主の蓮如は、旧癖を打破する織田信長の思想についていけずに戦いを決意する。当初は信長包囲網によって優勢に進めるが、徐々に劣勢に追い込まれる。
あけましておめでとうございます。今年1年は歴史小説がずっと続くため、別のジャンルを過去からセレクトして紹介させて頂きました。今回は経済詳説と雑記です。
現在歴史小説を「くくってい」ますが、それまではミステリー、経済小説、そして雑記なども投稿していたもの。そこで年末年始を利用して、過去を振り返ります。
12代将軍義晴の子に生れるが、次男のために僧侶となった義昭。しかし兄義輝が殺害され、苦労の末に将軍宣下を受けるが、そこには織田信長が待ち構えていた。
今年の大河ドラマ「どうする家康」。最初はごめんなさいでしたが、中盤からは所々でツボに入ってきました。不真面目な視聴者でしたが、今さらながらの感想です。
浅井長政の裏切りより、信長軍は金ヶ崎城で危機に陥る。苦労性の家康は信長、秀吉、光秀に振り回されながらも、脱出しようとする。
浅井長政の祖父から受け継がれた虎の皮の上で愛し合う長政と織田信長。しかしこの後敵同士となり、長政は最後まで抵抗し、信長は以降人格が変わってしまう。
今川義元は上洛を視野に入れた。その頃城下では不穏な騒動が起きて目付はその捜査の途中に殺害される。義弟である多賀宗十郎は後を引き継ぎ捜査を進める。
貧乏郷士に生まれた中村半次郎は、学はないが大らかで陰のない性格。敵には容赦ないが味方には感情が溢れる性根は西郷隆盛から愛され、陸軍少将まで出世する。
近藤勇は平凡に見えたが、時に器量を見せて周囲は心服していく。清河八郎が率いた浪士隊に参加すると、勇は将軍護衛の任務にこだわり、隊と離れて新選組を結成する。
大盗賊の片腕で活躍する雲津の弥平次は、湯治先で記憶喪失の男の世話をする。弥平次が江戸に戻ると、記憶喪失の男は腕を見込まれて、仕掛人になったことを知る。
鍼師の藤枝梅安が助けた男は、記憶喪失に陥っていた。その時以前の元締から「仕掛」の依頼が入る。配下の十五郎の行く末も含め、徐々に物事が収斂されていく。
堀真琴は16歳の時に浪人に襲われ、供の金吾が殺されてしまう。仇討ちを決意した真琴は剣術の修行に明け暮れ、婿も自分を打ち負かす男でないと認めないという。
かつて高名な剣客だった秋山小兵衛。偶然に出会った波川周蔵が、自分の子供で剣豪の大治郎を襲う情報を得る。しかしなぜ息子が襲われるのかが、わからない。
雲霧仁左衛門は大きな盗みを働くが手口が鮮やかでかつ周到。火付盗賊改方も捕まえることができない。雲霧は配下の七化けのお千代を忍ばせ、新たな盗みを企てる。
火付盗賊改の長谷川平蔵、通称「鬼平」。噂に聞く酒屋に寄ると、侍上がりの無愛想な主人が営んでいるが、店は見張られている。すると店に曲者が侵入する。
月森十兵衛は「将軍に落ち度あるときはこれを正す」密命を受けた家系。5代将軍綱吉は生類憐れみの令を出して勝手放題。そうした中松の廊下で刃傷事件が起きる。
上田城で徳川の大軍を足止めした真田昌幸と幸村だが、関ヶ原の戦いで西軍は敗れる。大坂の陣を前に昌幸は亡くなり、幸村は最後の戦いを求め、大坂城に入城する。
武田家滅亡により真田家は独力で上田の地を守ることになる。当主昌幸は、長男の信幸、次男の信繁、そして家臣団と共に、大国に囲まれる中謀略と武略を駆使する。
徳川体制が固まる中、加藤清正は徳川と豊臣の間を取り待つべく、情報収集の役割として忍者を必要としていた。甲賀から追われる身の丹波大介は、その話に興味を持つ。
福島正則は秀吉亡き後の政局の帰趨を握っていた。徳川方の忍びの小たまは福島正則に色仕掛けで取り入るが、正則は自分の立場の重要性を全く認識していなかった。
甲賀流だが、丹波国で父の手ほどきで忍びとなった丹波大介。真田家に仕えるが真田昌幸などに徐々に心服していく。その時頭目から、真田幸村を討つ命を受ける。
甲賀忍びの上田源五郎は北条家家臣に仕えて防諜を担っていたが、その主人の娘と恋仲になる。元は武田家の忍びだった主人は源五郎を認めたが、その顔に記憶があった。
信長は武田領に侵攻する。信長暗殺に執念を燃やす於蝶は長男の信忠に目をつけるが、魅力に取り込まれてしまう。一方半四郎は明智光秀の軍勢に侵入していた。