小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

19 武士道 直島直茂 近衛 龍春(2019)

時の国主龍造寺隆信に見出された鍋島直茂は、汚れ仕事も厭わずに龍造寺家の版図拡大に尽力する。しかし主君隆信は次第に傲慢となり、直茂の諫言を聞かなくなる。

和歌山でリフレッシュ! ~② 海の巻

3日目は打って変わって白浜のアドベンチャーワールドへ。パンダだけでなくイルカやペンギン、そして野生動物を見て童心に戻りました。最終日は和歌山城を観光。

18 戦神(戸次鑑連=立花道雪)赤神 諒(2019)

父の苦労を見て育った戸次鑑連は、父の思いを糧に幼い時から戦場で活躍し、家中で注目を集める。そんな折家中で内紛が起き、妻と敵味方に分かれてしまう。

17 悪名残すとも(陶晴賢)吉川 永青(2015)

西国の名門大内家の家宰の家に生れた器量人の陶晴賢。主君の大内義隆の国経営が傾き、主君を替えて実権を握ろうとした。それを毛利元就は、冷徹に観察していた。

16 天命(毛利元就)岩井 三四一(2019)

小豪族の次男に生まれた毛利元就は、兄の急死によって急遽大将として敵と戦う羽目に陥る。何とか勝利を治めると、敵や家臣に謀略を加えて少しずつ勢力を広げていく。

和歌山でリフレッシュ! ~① 空の巻

今年の旅行は、念願の和歌山へ。ギチギチのスケジュールの中、初日は仙台から真っ直ぐ高野山奥之院までヘロヘロに成りながらも到達。2日目は熊野三社詣でを決行。

15 宇喜多の捨て嫁(宇喜多直家)木下 昌輝(2014)

宇喜多直家が、幼年時代から、どのようにして「梟雄」になったのかを描く、見事な連作短篇集。そこには母や妻、そして娘の悲しい運命を享受する漢の姿があった。

14-2 剣豪将軍義輝② 宮本 昌孝(1995)

剣豪将軍義輝(下) 流星ノ太刀〈新装版〉【電子書籍】[ 宮本昌孝 ]価格: 935 円楽天で詳細を見る 【あらすじ2 孤雲の太刀―承前】 義輝は松岡兵庫助とともに諏訪神社に立ち寄るが、そこで諏訪御寮人に襲いかかろうとしている熊鷹を見つける。異常な殺気をま…

14-1 剣豪将軍義輝① 宮本 昌孝(1995)

わずか11歳で将軍に就任した足利義輝だが、管領家の細川家、そして家宰の三好家の力が凌駕して戦を抑えることができない。それでも義輝は将軍家を再興しようとする。

13 覇道の槍(三好元長)天野 純希(2014)

将軍家の足利義維と管領家の細川晴元を擁する三好元長は、理想の世を求めながらも戦いに巻き込まれ、孤児の久太郎に汚れ仕事を行なわせて乱世を制圧しようとする。

12 酔象の流儀 朝倉盛衰記 赤神 涼(2018)

朝倉家の柱石だった朝倉宗滴に助けられた山崎吉家は、当主が「愚将」朝倉義景になり意見が取り入れらず、多くの家臣が離反しても、最後まで裏切らなかった。

11 魂の沃野(加賀一向一揆) 北方 謙三(2016)

加賀国主の富樫政親は、一向門徒と対立し、民にしわ寄せがかかる。それを見た地侍の風間小十郎は国主も一向宗も信用できず、自らの判断で「沃野」を目指す。

10 まむし三代記(斎藤道三)木下 昌輝(2020)

松波高丸は細川勝元から「国滅ぼし」の謎を受け継ぎ、子の法連坊も見抜く。しかしその子の長井新九郞はその謎に戦慄し、対抗するために国主となり斎藤道三と名乗る。

9 姫の戦国(今川家 寿桂尼) 永井 路子 (1994)

公家の名門に生まれた悠姫は、殺伐とした京から離れ、駿河の名門今川家に嫁ぐ。ところが夫の氏親が早く亡くなり子も幼いため、悠姫は政務を代行することになる。

8-2 信濃戦雲録「覇者」(武田勝頼)井沢 元彦(1995)

信玄を討つため、望月誠之助は村上家から離れ、織田家の滝川一益に仕える。一方武田家は勝頼に代替わりするが、高坂昌信の思いとは異なる「破滅」の方向に疾走する。

8-1 信濃戦雲録「野望」(武田信玄)井沢 元彦(1989)

諏訪家の娘、美紗姫に仕える望月誠之助は、側室に取られた美紗姫を思い、信玄を終生の仇と誓う。信玄は山本勘助の建策を基に、着々と信濃の勢力を広げていく。