小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

51 小説で読む戦後日本経済史

小説で読む戦後日本経済史⑦ リーマンショックとアベノミクス(2009年~)

リーマンショックから世界規模での不況が進行、日本経済はそんな中東日本大震災を迎えた。アベノミクスによって大胆な経済再建策を打ち出すも、コロナにより経済構造に大きな断層が生じた。

小説で読む戦後日本経済史⑥ ITバブルと構造改革(2000~2008年)

2001年には小泉内閣の構造改革が始まり、竹中金融行政に迫られ都市銀行は3大メガバンクに統合し、不良債権問題の処理は進んだ。一方でITバブルが発生し、格差社会が話題になる。

小説で読む戦後日本経済史⑤ バブル崩壊と「失われた10年」(1990~2000年)

バブル経済に対して、日本銀行は矢継ぎ早に公定歩合引き上げを行ない、大蔵省は総量規制を行なうことで、株価と不動産は暴落、バブル崩壊となり経済は急速に冷え込んでいった。

小説で読む戦後日本経済史④ プラザ合意とバブル経済(1985~1991年)

1980年代、安価で高品質のブランドによって輸出が激増。「Japan as No.1」とまで言われる。貿易摩擦を回避するためにとった内需拡大政策は、バブル経済を生んで、日本を歪めていく。

小説で読む戦後日本経済史③ ニクソンショックとオイルショック(1971~1973年)

1971年7月アメリカが中国を電撃訪問、翌8月に「金・ドルの交換一時停止」と、立て続けに日本の進路に転換をを迫られる「ニクソンショック」が発生した。

小説で読む戦後日本経済史② 高度経済成長期(1954年~1970年)

朝鮮特需後の好景気を元手にした設備投資と生産の増大。復興によるインフラ整備。そして労働者賃金の上昇による購買力の増大などが重なり、製造業を軸に日本経済は高度成長の局面に入る。

小説で読む戦後日本経済史① ドッジ・ラインから朝鮮特需 (1945~1950)

敗戦により日本経済は混乱を極める。財閥解体、物流の寸断、不足する物資、復員兵などの帰国による急激な人口増。GHQは戦前の財閥による資本集中が戦争に導いた要因の1つと断定した。