小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

15 獅子の座―足利義満伝 平岩 弓枝(2000)

【中古】 獅子の座 足利義満伝 文春文庫/平岩弓枝(著者) 【中古】afb価格: 220 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 初代将軍足利尊氏が死んで100日後に生まれた孫の春王(のちの義満)。足利家の重臣である細川頼之の妻玉子は、我が子が亡くなり失意の中、…

14 武王の門(懐良親王) 北方 謙三 (1989)

後醍醐天皇の皇子懐良親王は父の死後14歳で九州平定の役目を担う。将器と真っ直ぐな思想は周囲に影響を及ぼし、盟友菊池武光と共に九州に一大勢力を築き上げる。

13 道誉と正成 安部 龍太郎 (2009)

貨幣経済の浸透により力をつけた土着勢力の楠木正成と名門の佐々木道誉。鎌倉幕府の失政によって共に倒幕に動くも、建武の新政により2人は袂を分かつ。

12 破軍の星(北畠顕家) 北方 謙三 (1990)

南朝の重鎮北畠親房の子、顕家。わずか16歳で東北の鎮撫を命じられるが、備わった将器によって心服させる。それは史上稀な進軍に繋がり、足利尊氏を駆逐する。

11 風の群像(足利尊氏) 杉本 苑子 (1997)

源氏の名門の足利尊氏は北条家が権勢を振るっている幕府を倒して自らが棟梁に就く夢を仲間たちと見る。しかし実際に権力を握ると、仲間たちが争う事態に陥る。

10 鎌倉擾乱 高橋 直樹 (1996)

山で囲まれた狭い土地に、武士たちの権力闘争が渦巻く。二代将軍源頼家、元寇のあと権力を握った「成り上がり」平頼綱。そして最後の得宗北条高時を描く。

9 蝦夷太平記 十三の海鳴り 安部 龍太郎 (2019)

鎌倉末期、交易で栄えた青森の十三湊を支配する安藤氏で内乱が起きる。家長季長の三男季兼は「自然人」の資質から、蝦夷地で中央に対抗できる独自の勢力を作る。

8-2 時宗② 高橋 克彦 (2000)

若くして執権職に就いた時宗は兄時輔との確執を経ながら成長する。そこへ元寇が起き時宗は大国と戦う戦略と戦術を立案、兄時輔は大陸へ渡り弟の作戦を助ける。

8-1 時宗① 高橋 克彦 (2000)

鎌倉幕府を支配した北条家だが、御家人との争いが絶えない。5代執権土岐頼は紛争を鎮圧しながら権力を確立し、来たるべき危機に備え、若き息子の時宗に後を託す。

7 夢のなかぞら(父藤原定家と後鳥羽院) 大垣 さなゑ (2007)

後鳥羽天皇の並外れた才気は和歌に向かう。「歌聖」藤原定家から教わるも、2人は対立する。しかし承久の乱で後鳥羽院が流され、残された定家もまた内心複雑だった。

6 炎環 永井 路子 (1969)

鎌倉時代初期を彩った4人、頼朝の弟阿野全成、梶原景時、北条政子の妹保子、そして北条義時に光を当てた短篇集。源氏と北条家の宿命と定めに翻弄されていく。

5 北条政子  永井 路子 (1969)

小豪族に生れた北条政子は近くに源頼朝が配流されて運命が変わる。気品のある頼朝に恋した政子は反対を押し切って一緒になり、武士の争いに巻き込まれていく。

4 夢将軍 頼朝 三田 誠広 (2003)

源頼朝は武芸が苦手。元服して間もなく起きた平治の乱で敗走し、馬術を教わった西行に助けられるも流罪とされ写経の日々を続ける。しかし自分に危険が迫る。

3 後白河院 井上 靖 (1972)

帝位に就くとは思えなかった後白河天皇は、即位すると混乱する時代の中で、朝廷を導いていく。そんな姿を当時日記を残した著者の目から「正体」を描こうとする。

2 清盛 三田 誠広 (2000)

白河法皇の落胤と噂される平清盛は、公卿の風になじまず武家として成長する。やがて平家の棟梁となり、戦いにそして宮廷政治に勝ち抜いて、権力を掌握していく。

1 鎮西八郎為朝 津本 陽 (1989)

巨躯と怪力で周囲を圧倒する源為朝。その武勇は保元の乱で発揮するも兵に利あらず敗北する。伊豆大島に流されるが、そこでも乱暴は止らず、京に攻め入ろうとする。