2022-01-01から1年間の記事一覧
大手都市銀行・協立銀行に務める竹中治夫。公私混同のワンマン会長は、娘の不倫スキャンダル隠しを画策した。そんな中竹中は総務部への異動を受けるがその実態は総会屋対策のポストだった。
JTBで働く大東敏治は、若い時から失敗を重ねたが「仕事上の失敗は仕事で返すしかない」と決意し、年金ツアー、積み立て旅行、デパート共通商品券など、前例のない新商品を生み出す。
宅配便の代名詞ともなったクロネコヤマトの「宅急便」。その清成長の影には、郵政省や運輸省の規制に対して挑戦をし続けた二代目社長、小倉昌男のドラマチックな人生があった。
29才の竹中麻希は結婚して2年で離婚。もう結婚はこりごりと思い昔の伝手を頼りに再就職するも、そこで創業社長の御曹司と不倫関係に陥る。そうしたら創業社長の隠し子も絡んで・・・・
日和証券の日野法人課長は、MBAを取得するエリート。証券業界は丸野証券が全ての実権を握っていたが、日野はガリバーに対抗して、株上場の幹事証券の座を目指す。
日本興業銀行は戦前の創成期は国策に協力し、終戦直後にはGHQにより存続危機に見舞われ、そして戦後には日本経済界を彩る幾多の人材を輩出していく。その姿を中山素平を中心に描く。
老舗の総合商社が総額1100億円もの負債を抱え会社更生法を申請した。保全管理人に選ばれた宮野弁護士らは、企業再生に手応えを感じ、取引先の協力獲得とスパンサー探しに奔走する。
銀座に大手デパートが次々と参入してきた。津川は迎え撃つ側の外商課長を務めるエリート。しかし部下は不正を働き、家庭では中学生の娘が万引きで捕まり、妻は不倫に走りとの状況に陥る。
安倍元総理の国葬問題と、森元総理の「顕彰」問題。ともに本人が(いたら)辞退すべき話のはず。それでも日本は、身内が「忖度」して、公職を利用した「贈収賄」を行なっています。
大洋自動車は、業界首位の座も狙う日本有数の巨大企業。だが、権力に固執する経営トップの高瀬英明会長と、自動車労連会長の塩野三郎の密着ぶりで、次第に迷走を始める。
損保会社に勤める木戸は、畑違いの広報課長に異動した。会社はワンマンの会長と現社長が対立している。そのさなか、経済雑誌で会社のスキャンダル報道が報じられて社内は揺れる。
石川島播磨重工業(IHI)でコンピューター一筋に仕事をしてきた碓井優だが、会社は一転して外販事業からの撤退を決める。碓井は会社から「集団脱藩」する大企業への戦いを始めた。
昭和電工が取り組んだコンビナート建設と、電算機による完全制御システムの構築、そして中国大慶との技術交流などを、死に至るまで全身全霊をもって取り組んだ、エンジニア柿崎仁の物語。
トーヨー化成で社長賞も受賞したのエリート課長の森雄造は、常務の川井が主張する拡大路線を批判した。川井は、部下に森のあら探しを命じ、懲戒解雇に追い込もうとする。
ゴルバチョフ元大統領が亡くなったとのニュースが入った。まだ50代の若きゴルバチョフ氏が書記長に就任した時は、頭上を覆う厚い空気が薄れた印象があった。
三菱銀行と第一銀行が合併する。収益力の強化も目指した田実渉・長谷川重三郎の両頭取による合併工作に、第一マインドを消滅させてはならじと、常務の島村道康は反対の姿勢を貫いていく。
東京電子工業のワンマン社長石原修が急死した。長年に渡り石原を支えてきた宮本が後継と目されていたが筆頭株主の東亜電産社は、東京電子工業の系列化を図るべく、強引な工作を仕掛ける。
「ハマったゲーム」は子供の時から数知れず。その中でも最後にハマったのが「信長の野望 烈風伝」。全国を城単位で分劃し、戦国武将の1人を選んで天下統一を目指していきます。
大和鉱油の田崎健治は、画期的な装置を開発したエリート技術者だったが、労働組合結成に理解を示したために左遷される。職場でも家庭でも行き詰まりを感じ、人生をやり直そうとする。
朝鮮特需後の好景気を元手にした設備投資と生産の増大。復興によるインフラ整備。そして労働者賃金の上昇による購買力の増大などが重なり、製造業を軸に日本経済は高度成長の局面に入る。
100年の壁を破り、甲子園優勝をついに仙台育英が果たした。全国でも希有といていいチーム作りを行ない、下馬評では優勝は望めなかったが試合を重ねる旅に強さを見せつけた。
情報処理大手の会社TISの子会社でゲームメーカー広報部次長の秋葉は、親会社TISの総帥でカリスマ経営者としても名をはせる大物、吉原の意向で、玩具メーカーとの合併交渉を担当する。
北原甲平は新聞配達をしながら名門大学へ通い、医師から不動産業界へ華麗に転身した人物。バブル経済で「寵児」と呼ばれた男は、入札妨害疑惑という濡れ衣とも思える罪状で逮捕された。
太田光が「旧統一教会」に対する報道が過熱すると、宗教分離の考えと「テロ行為の全是認」という観点から、その傾向にブレーキをがける言動を行っているが、世間の評判は良くない様子。
「浜松の発明王」と称された五十嵐繁哉の下で、本州モーターズの経営を担うことになった神山辰男。五十嵐は車の開発、神山は経営及び財務と役割を分担して会社を大企業に育て上げた。
先日の日曜日、4回目のコロナワクチンを打ってきました。1,2,3回のワクチンの際は大騒ぎで、会社からも「はよ打て、すぐ打て」とうるさい限りでしたが、4回目となるともう放置状態。
大手総合商社「山紅」で四十九歳の若さに専務に登り詰めた井関弘志は、国会の証人喚問席に立たされていた。井関は、順調だったサラリーマン人生の終わりに理不尽さを感じていた。
証券不況に株式本部長に抜擢された谷川欣治は、興業証券の危機的な状況を回避する。一方ルポライターの安部良治は、特ダネを掴むも報道協定破りで夢破れ、作家への転身を狙っていた。
日本最大の製パン業を育てた笹沼金一郎は執務中に心臓病で倒れても病床で社長としての実権を握り続けていたが、役員会は取引先の千代田製粉と手を組み、社長解任の罠を仕組んでいた。
ダイドー自動車を日本一の自動車メーカーに押し上げた「販売の神様」田部井彦太郎。その息子の圭司は50歳を過ぎて偉大な父からの独立を求めるが、嵌められてパクり屋の餌食となる。