今まで取り上げた小説は、人物や時代、そして作家などができるだけ「カブらないように」しつつ、私の「嗜好」で選んだもので、作品の優劣では決してありません。
そこで参考までに、迷った作品を以下に羅列させて頂きます(未読の作品も含みます)。
日本武尊 新アスカ伝説3 倭建(ヤマトタケル) 三田誠広 (2002)
蘇我馬子 磐舟の光芒 物部守屋と蘇我馬子 黒岩重吾 (1993)
大津皇子 天翔ける白日 小説大津皇子 黒岩重吾 (1983)
茜さす 永井路子 (1988)
比ぶ者なき 馳星周 (2016)
阿倍船人 平城京(平城京遷都プロジェクト) 安部龍太郎 (2018)
丸子嶋足 風の陣 高橋克彦 (2010)
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*完結まで17年かかったため、途中すっかり忘れてしまいました。
絶海にあらず 北方謙三 (2005)
奥州藤原四代 童門冬二 (1992)
この時代は黒岩重吾に頼りました。同じ人物を描いている作品があれば黒岩重吾「以外」の作品を取り上げようとしたのですが、ヤマトタケルと藤原不比等は、「黒岩史観」に頼りました。
あと20選で最後まで迷ったのが「炎の女帝 持統天皇」。この時代に頻出した女性天皇の代表格とも言える人物ですが、天武天皇と藤原不比等で両方ともカブッていること、そして描き方が私好みではなかったので、泣く泣く止めにしました。
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次回からは、「歴史小説・中世(鎌倉~室町)20選」に移ります!