小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

スランプ・・・・?

 本日9月27日で、私がブログを始めて1年半になります。

 ところが最近はPCに向かっても、どうも調子がでません。書評が中心のこのブログ、毎日投稿は「重っ苦しくて(= 大切に読んで貰いたいために)」ハナから考えていませんが、週に3回は書評にして、残り1回は雑記とするようにしてバランスを取っていたつもりでした。ところが最近、雑記のブログがなかなか投稿できません。

 改めて私のブログを説明しますと、タイトル通り、作家やジャンルなどで20の小説をまとめてそのテーマを掘り下げることを目的としています。また自分なりの「意見」がなければ書評と言えども取り上げたくはないので、読んだ本の全部が全部、感想を書きたいわけではありません。そのため書けない若しくは「書きたくない」作品はスルーしています。

 

nmukkun.hatenablog.com

*こんな形で、自分のブログを紹介したこともありました。

 

 現在取り上げている経済小説の「高杉良20選」は、ちょうどブログを始めた1年半前に下書きをしていたもの。そして現在、下書きは400を優に超えて、現在はともすれば3年後の投稿作品を書いているようなモノ。

 対して皆さまの書評を拝見しますと、当然の如く最近の作品が多く、どうも私のブログは見劣りしている感じがしてしまいます。ただでさえ自分の読書遍歴を書き記しているので、古い作品が多く、更に下書きが表に出るのが2~3年後になると、ますます時期を逸してしまい、果たしてこのような形で、今後続けていくべきかどうかとも考えてしまいます。

 そして「くくるジャンル」もそろそろ限界になってきて、このまま20選が続けられるのか、それとも方向転換が必要なのかを悩む「カベ」にぶち当たっています。よくよく考えれば2~3年のストックはあるので心配はないのですが、今までが楽しく下書きを勧めてきたので、ここに来ての「カベ」は、ブログを始めて以来の、心に暗雲が立ちこめる状態になっています。

 そんな心境が反映したのか、いままで低空飛行ながらも安定していたPVが、今月は減少傾向にもあり、コロナの行動制限が緩和されたためかなどと、いろいろと考えこんでしまいます(内容の問題だろ!)

 そして先に触れましたが、雑記の方も何だかうまくまとまりません。私が大切にしている【コラム】は、最近は報道も政治も芸能も、叩きやすい相手には徹底して叩き、強い背景がある相手には忖度する姿勢が見えて、私が書くと、どうも同じような内容が続いてしまいます。途中まで書いてもフワフワとしてまとまらず(ちょうど、この文章のようww)、書いている途中で断念が続いています。

 そんなことだから日常の話も進みません。頼みの綱の「はてなのお題」も、最近は私の趣味からは離れたテーマが続き、スルーが続いています。シルバーウィークも配偶者は、土日祝日は掃除のパートがあり、また天候不順でどこにいくでもなく、相変わらずの「ステイ・ホーム」の毎日。ようやく連休が終って出勤となったら、配偶者がにこやかな笑顔で、「バンザイ」をして送り出す始末(オレは夏休み明けのコドモか!)。対して毎日更新して、日常を見事にまとめているブログを見ると、もうセンボウのマナザシとなってしまいます。

 どうも自分で窮地に陥っている感じです。こういうのを「スランプ」と言うのでしょうか。ところで私は「スランプ」というと、あるセリフを思い出します。それは水島新司作のマンガ「あぶさん」から。主人公の代打男あぶさんがまだ若い頃、泥沼のスランプに陥った時、当時の南海ホークス監督、野村克也が告げる言葉です。

 

へたなやつにスランプがあるか。スランプちゅうのはうまいやつが口にするもんや。

 

  

 水島新司著「あぶさん」より

 

 本とは最新刊でも時を経れば思い出になり、そして多くの人たちに揉まれて、生き長らえることで、いずれは古典になっていきます。いま私がストックしている書評の数々は、私の中では大切な作品たちです。いつの間にか初読から何十年も経たものもありますが、その時に受けた感動は今でも新鮮で、そしていつでも取り出しておきたいものばかりです。

 それをほんの少しでも皆さまに感動を共有していただくために、これからも「下手の横好き」で、書評を中心としたブログを続けて行きたいと思います。