小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

ブログ生活3ヶ月間の幻想と現実

 本ブログは3月27日に初稿をアップして3ヶ月を迎えます。3ヶ月続けるかどうかがブロガーの1つの山とも言われているようで、皆様のブログを見ても、3ヶ月を目処に感想を書かれている記事もよく見かけます。

 中には始めてから1~2ヶ月で数多くのアクセスを集めているブログも見受けられます。そんなブログとは比べようもありませんが、私もこの3ヶ月、いろいろと「紆余曲折」がありましたので、ここにその道のりを記しておきます。

 

1 幻想編 (「妄想編」改題)

 ブログを始めようと思ったのは、実は昨年の秋。元々は退職後にのんびりと書評に特化してブログをしようと思っていましたが、世間で定年が65歳に延長する話が出てきて「それまで待てるかー!」と思い、準備を始めました。

 子供の頃から読んだ本を、読んだ時の思い出を浮かべながら下書きする作業は予想以上に楽しく、しまいにはブログの開設準備が面倒くさくなって、気が付いたら下書きだけで半年近く経ってしまった!

 このままではいけない。ちょうど図書館がコロナで休館になったこともあり、踏ん切りが付くようにと新年度を目処にブログを開設することを決意しました。

 書評が中心なので、読者も私と同じサラリーマンが多いだろうと、通勤時間にサクっと読めるように、月・水・金の早朝に投稿するようにして、記事も余り長すぎないようにと考えます。

 1つだけこだわったのが、PC版で記事の欄の横幅をやや広げて、余りスクロールせずに読めるようにしたこと。今では皆さんのブログの横幅に慣れてしまい、自分のブログがやや詰め込みすぎで見えずらく感じていますが、これは自分の経験にこだわりました。

 但し、これでは真剣にアフィリエイトで稼ごうという意欲がないことがありあり(笑)。Amazonさんは審査が厳しいと聞いたので、最初は記事をためて、ブログが定着したらAmazonさんに申請して、記事の彩りに本の画像を入れ込もうかという程度の気持ち。それで稼げれば言うことなし! それでうまくいったら「Pro」に移行して更なる収入も目論んでエヘヘ、と妄想は妄想を呼んで・・・・   準備は抜かりなし!

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2 現実編 (「地獄編」改題)

 そんな調子で始めたブログですが、ま~アクセスのないこと!(笑)

 今から思えば当然ですが、大海のネット社会の中で、メダカ一匹探すのは甚だ困難。そんなメダカを探そうとする人さえいないので更に困難。当然、出勤で忙しいサラリーマンがわざわざ探して書評など見るわけがない(笑)。おかげでアクセスは1日1件あるかないか。投稿時間をちょっとずつ変えて様子を見ても、2進法で数えても(?)2ケタにならない日が続きました。

 そのため当初の目論みは早くも夢の彼方へさようなら。Amazonさんのアフィリは、昨年から審査は通っても「仮」で、半年以内に3点以上の「実績(サクラなしで!)」がないと本審査は通らないと聞いて、到底その条件をクリアする自信はなく断念。Amazonさんよりも敷居が低い「楽天様」にすがって、記事の彩りをさせて頂いています。また「Pro」への移行もこんな現状では到底意味がなく、遙か先の彼方に消えてしまいました。

 そんな調子だから、初めてスターが付いた時は、その意味もわからず慌ててしまい、どう返事していいかもわからなかったもの。ましてやブックマークなどは使い方もわからず右往左往(笑)。

 そしてやはり特化ブログの弊害か、また私の場合は同じテーマをひたすら続けるので、興味のない記事は当然スルーされやすいと推測されます(私が読者でもそうだww)。しまいには記事を投稿した日もアクセスがゼロとなり、「自分のためのブログ」と思いつつも、流石に考え込みました。 

                

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             (ドドーンと落ち込むの図)

 

3 黎明編 (「希望編」改題)

 そんな時にはてなブログで「逸品」のお題が出ていたので、気分転換に投稿したら、意外と反応があり、いままでの合計以上のアクセスとスターを頂くことができました! ありがとうございましたーー!

 これがその時の記事。最近まで「注目記事」で長らく1位を占めていました。

 
nmukkun.hatenablog.com

 

 記事を読んで頂いた責任もあり、スターを頂いたブログを拝見させていただくことで、様々なジャンルのブログを読むことができました。ホッと一息つけるもの、つかの間の休息を楽しむもの、クスリと笑ってしまうもの、反対に人生を嘆くものなど。そこには私が読んで楽しめる記事が、書評以外にもたくさんありました。そして興味を持ったブログから、更に興味が持てそうな記事を探すことになり、感心しながらもいろいろと読み進めるようになりました。

 それからは私も書評にこだわらずに、以前は「こんなおじさんの日常など、読んでも面白くもないだろう」とハナから敬遠していた日常の記事も投稿するようになりました。すると意外と興味を持ってくれる人も出てきて、私のブログも少しずつですが広がりを見せていきました。

 

4 未来編 (「夢見るおじさん編」改題)

 とは言え元々ブログを始めた第1の理由は、今までの読書遍歴を書評としてまとめていくこと。そのため最低でも週3回は書評を投稿することは自ら心がけて、今後も継続していきます。ブログのタイトル通り、私の「くくり」は現在の想定で20くくりX20選=400作品は下りません(ミステリー編だけではありません)。

 最初からカテゴリーの見出しの頭に2ケタの数字を入れているのは、データベースを意識したものです(00番台は雑記。10~20番台はミステリー)。将来いくつものジャンルで幾多の「くくり」が出そろった時に、振り返り易くしているからになります(そして読者の方も探しやすく感じたらとも思っています)。これからもこんな調子でブログを続けていきたいと思っています。

 そしてもう1つ。始めは「書くこと」ばかりを考えていましたが、皆様のブログを「読むこと」そしてコメントなどで「参加」させてもらうことも楽しみに増えました。アクセスが当初の「2進法」の時代から比べ、今では「望外」とも思える数多くの皆様との繋がりを持てたことに感謝し、これからも続けていきたいと思っています。そして私のブログにコメントなどで参加して頂ければ、感謝感激X2倍です!

 これからもお時間が許すかぎり本ブログに寄って頂ければ、それに勝る幸せはありません。

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(「ブログの説明」のカテゴリーを使うのは初稿以来。このカテゴリーを次に使うのは1年後かな?)