「ウィズ・コロナ」の時代が定着して、私の会社でも最低週に1回は在宅勤務などで「非通勤日」を設けるよう求められています。そのためPCを会社から持ち込み、自宅からリモートで業務をする日が増えてきましたが、なんせ私は昭和の男。自宅で電話もコピーもないままPCのみで仕事をするとなると、どうも集中できません。ということで(大きな声では言えませんが)、自宅でリモートワークを行なう時は、恥ずかしいくらい緊張感のない姿となっています。
ところで自宅に私の寝室はありますが(配偶者から追い出されて、寝室は別々ww)、私の書斎はありません。そして机と椅子もかつてはありましたが、「断捨離魔王」の配偶者の意向で、現在はダイニングテーブルとそのチェアのみ。書き物をするときはそのテーブルしか使えず、必然的にリモートワークもダイニングテーブルを使ってのことになります。
ところがそのテーブルが、今年に入り次第に配偶者に占領されてきます。断捨離は得意だが片付けができないと公言している配偶者(フツー、断捨離と片付けは両立するものだと思うが・・・・)。元々ダイニングテーブルも半分くらいは雑多な小物に占領されて、整理するための棚などを買おうと進言しようものなら、
「私のやり方にケチをつけるの!」とスゴイ剣幕で追い立てられます(ワンワンと逃げ惑う私)。
そして今年に入ってから、パートを辞めた慰めにとプレゼントした、色鉛筆のレッスンにハマりに嵌まり、1冊目をクリアーして2冊目に突入しました。2冊目も初心者用とは書かれていましたが、画材は隣で見てもなかなか難しいものに変化して、ツヤを出すにも、そして透明感を表現するのにも一苦労。
*色鉛筆のお話は、こちらの記事が発端です。
暇を見つけてはカリカリコリコリと描いてはいますが、どうも満足いかない様子で、たまに機嫌が悪くなるときも(おかげで私の似顔絵を描く「企み」は水面下に沈んでいます。今は寝た子を起こさないように話題に触れないようにしています。エヘヘ)。
そんな時に私が在宅勤務でダイニングテーブルを占領すると、配偶者は色鉛筆を行なう場所がなくなります。仕事優先ということで取りあえず場所は譲ってくれますが、時間が経過していくうちに、そして私が外から見てどうも真剣に仕事をしていないように感じるようで、「辛抱娘(本人談ww)」もイライラが募るのが背後で感じてきます。そしてチクリチクリと攻撃開始。
配偶者 「仕事していないのなら、場所空けられない?」
私 「いや、仕事はしているし、勤務時間はキチンと仕事を続けないと・・・・ 寝そべって仕事するわけにはいかないし・・・・ 」
配偶者 「まともに仕事してないでしょ! 会社に密告してやる!!」
私の寝室に在宅勤務用の机と椅子をそろえようかと言うも、余計な荷物を抱えたくない配偶者は即時却下。ダイニングテーブルの上を片付けて、スペースを広げる「初心者向け」の解決策にも歩み寄ってくれません。ということで、私の在宅勤務が決まると、露骨に嫌な顔を見せるようになり、毎週険悪な雰囲気が漂うようになりましたとさ。
会社へは 来るなと上司 行けと妻
(第34回年サラリーマン川柳コンクール 第1位作品)
*「老後の資金がありません」公式HPより。
今週のお題「わたしの部屋」