小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

あったか~いラーメンが好き

今週のお題「あったか~い」

 

  メタボにも関わらず(だから?)、ラーメン好きの私は夏でも汁アリのあったかいうーメン一辺倒。酸味の効いた冷やし中華も、スープとの絡みが弱く感じるつけ麺もどうも嗜好が合わず、独身の時は真夏でもガスでお湯を沸かして汗をダラダラと流しながらラーメンを作り、冷房をギンギンに効かせて食べていました。これも「子供舌」の影響か、幼い時から食べた昧が忘れられず、新たな味に「冒険」する気にもなれません。

  即席ラーメンは主にサッポロ一番。メインは醤油味ですが、みそラーメン、塩らーめんもローテーションに加えて食べたくなります。ラ一油が入った出前一丁、高級感のある中華三味などに一時浮気をしたこともありましたが、結局は「王道」に戻ってきます。それでも最近はマルちゃん正麺の「もちもち」感に浮気中です。

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    *表記がそれぞれ異なるのは「製造した時期が違うから」?

 

 大学進学してからは東京へ行くのが日常になり、たまにガイドブックを見てラーメンの食べ歩きをしていたものです。私より更に昔の方は、背油ギトギトの「ホームラン軒ホープ軒)」の話題をよく出していましたが、私は残念ながら体験はできず、新宿の「桂花ラーメン」を食べてコペルニクス的なショックをうけるも、1年たったらまた食べたくなる不思議な味も経験しました。そのため一度行った九州旅行は博多、長崎、熊本、鹿児島とほとんどラーメン紀行となりました。

   結婚してからは、さすがに配偶者はそこまで付き合い切れず、夏はつけ麺や冷やしラーメン(山形で主流の「冷やし中華」とは違う、つゆにダシが効いた冷たいラーメン)などになりますが、会社のお昼休みはラーメンを食べて、Yシヤツが汗びっしょりになって後悔する時もしばしば。しかも「もちもち麺」好きの私は、幸楽苑チェーンの「高密度多加水熟成麺」なる、もちもちで喉越しがつるっとした麺の味噌ラーメンが大好きで「お財布にも優しく」仕事で外に出るときは必ずと言っていいほどお邪魔します。

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    *お財布にも優しい幸楽苑のみそラーメン

 

 転勤族の私が最初に仙台に来たのは20世紀の時。夜に到看してホテルにチェックインした後、仙台の歌舞伎町とも言える繁華街、国分町をぶらぶらしました。お酒を飲めない私は食事処を探していましたが、そこに「仙台っ子ラーメン」の看板をみつけ、仙台の記念すべき最初の夜に相応しいと名前と、足を踏み入れました。当時国分町店ではあっさりとこってりの2種類が選べて「こってり」を選びましたが、その濃厚な、ちょっと胃もたれする感じをよく覚えています。ところがしばらくすると何故かまた行きたくなる味。当時はまだ「横浜家系ラーメン」が広まっていない頃でしたが、その端緒として何度も味わうことになりました。それでも同僚はお酒を飲んだシメに食することも多く、さすがにそこまでほ付き合い切れませんでした。  

 そんな仙台っ子ラーメンの国分町店も、昨年7月、コロナ禍の影響を受け、閉店の運びとなりました。支店はまだまだいくつも営業を続けていますので現在もお世話になっていますが、始めて食べた時の味は忘れられません。

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     *仙台っ子ラーメンは支店ごとにスープの味が異なるようで、国分町店が一番濃厚だった記憶があります。

 

 そんなことで、週末のお昼は主に家でラーメン。ごちそうさまでした(ペロリ)。

 配偶者「スープは全部飲まないようにって、

 いつも言っているでしょ!!

 ひぇぇ~ごめんなさ~い、もうしませ~ん。(背筋が急に寒くなります・・・・)