何を隠そう私のハンドルネーム「ムっくん」は、配偶者が私と「フォルム」が瓜二つと評したムーミンを元にしています(一応、プロフィールに書いてあるww)。なので「ム」はひらがなでなくカタカナになっています(でも「むっくん」でも歓迎ですww)。
配偶者から「ムー」「ムっくん」「ムツくん」「ムツ」「ム」と5段活用で言われて10年以上経つと、言われる方も感情移入してしまうもの。天気予報で青森県の「むつ」が表示されるだけで気になるほどに(?)。東京に行ったらムーミンショップに出かけて、コロナ前は念願のムーミンバレー訪問を果たしました。配偶者の希望でしたが、終いにはどちらの希望かわからないほど入れ込みました(^^)
*長らくスマホの待ち受けでした *入り口のポスター
そんなムーミンですが、今月から1ヶ月、私の地元仙台で「ムーミン原作の世界展」が開催されています。タイミングを見て(蔓延防止等重点措置とワクチン接種の合間を縫って)ようやく行ってきました!
入り口のポスターからドキドキ。そして入り口間近にあるムーミン谷のジオラマに心を奪われワクワク。ところが今回は「原作の世界展」であり、キャラクターや原作のストーリー紹介に力を入れていました。そのため、昔のアニメのイメージが強かったのですが、ムーミンの正式名称が「ムーミントロール」といって、トロールは妖精を意味したこと。最初は「トムとジェリー」のように、小さい存在で人間に隠れて生活していたことを今更ながら知りました。
*ホットケーキが美味しそう(^^)
中でも驚いたのが、リトルミイとスナフキンが異父姉弟だったこと。母親はママミムラで、子供が35人いることにはビックリ。
またムーミンに気遣いを見せる(恋人とは書かれていない)フローレン。ムーミンと種族が違うとは聞いたことがあったが、原作では名前がなく「スノークのお嬢さん」と呼ばれていたそうで、テレビ化の時に考え出した日本独自の名称。最初は「ノンノン」だったそうだが、原作者のトーベ・ヤンソンから「ノンは否定的なイメージ」と言われて「フローレン」に落ち着いたそうです。
原作小説では体色は嬉しい時は黄色、不安な時は緑、怖い時は紫に変わり、目が黒くなる設定だったことには驚きました。知ってる人は当然の話でしょうが、子供の頃1969年に始まったアニメの知識が元の私にとっては、目からウロコでした。
*こんな画像も *こんなムーミンもいました。
原作では身体の大きさもさることながら、ストーリーも洪水や彗星に襲われて、世界の終末論を想像させるストーリーもあり、「楽しいムーミン一家」にもいろいろなテイストがあるんだなと感心しました。
テーマを原作に絞ったせいか、パネル中心で「置物系」の展示が少なかったのがちょっと残念。またグッズも少々控え目だったでしょうか。でも「アラ還」でも充分楽しめたムーミン展でした。
*この後当然記念写真 *我が家のムーミングッズの一部です
・・・・と、ここまでを8月22日に書いて「予約投稿」で登録していたのですが、昨夜(23日)になって、私の読者でもあるブロガーさんが、ムーミンの原作を読んだ書評をアップしていました! 何という偶然!!
ムーミンの原作を生き生きと描いて、原作のテイストを感じさせてくれる内容です。特にアニメのイメージしかない方は、結構目からウロコの内容です。是非一読して本稿と合わせて、原作の雰囲気を感じて貰えればと思います。
ちこさん、勝手にリンク張っちゃいました(^^) ご容赦くださいませ m(_ _)m