小説を 勝手にくくって 20選!

ジャンルで分けた20選の感想をつづります。

       書評を中心に、時たま日常を語り社会問題に意見します。ネタばれは極力気をつけます。        

交響詩 ウルトラセブン

今週のお題「わたしのプレイリスト」

 

 若い頃は、カセットテープにお気に入りの曲を録音して「プレイリスト」なるものを作っていたもの。曲と曲の間のポーズを押すタイミングが難しく、またテープの残り時間ピッタリに曲が終ったときは嬉しかったもの。出来上がったらツメを折って・・・・いかん、今は令和だ!

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 テレビでよく流していた「流行歌」(歌謡曲→フォーク→ニューミュージック→J-POP)をフツーに聞いていたので、CS(衛星放送)の音楽専門チャンネルで流れる音楽のお気に入りを録画して、たまに聞いている。しかし欠点は、MVが出てきたのが1990年前後からで、それ以前の音楽は放送されないこと。そのためMV以外の音楽は YouTube に頼ることになる。そんなもんだから、私のプレイリストを改めて見ると「クセが強い」。

 

1 ノスタルジーを感じる曲

 1990年以前の曲だが、青春時代だった1980年を飛び越えて1970年代まで遡っているのが多い。完全に「歌謡曲全盛」の時代の曲で、聴くと落ち着くメロディーの安定感がミソ。

 ・ちあきなおみ喝采 この歌詞ほど映像が脳裏に浮かぶものはない。

 ・伊藤咲子「乙女のワルツ」 何故か好き。昔「ゆく年来る年」で全曲流したCMが印象に残っています。

 ・アンルイス「グッバイマイラブ」  何故か好きパート2。

 ・テレサ・テン時の流れに身をまかせ 1曲で人生を感じます。

 ・沢田研二の作品。特に「追憶」「危険な二人」「時の過ぎゆくままに」など。歌謡曲全盛期の象徴。

 ・ビートルズ「サージェントペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」 

   ビートルズの曲は全て好きだが最近はこの曲。ポールの力強いボーカルが、新しい時代を切り開く

   エネルギーを感じます。

 

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2 背景を知り、改めて興味を持った曲

 ・アバ「ダンシング・クイーン」

   NHKの「アナザーストーリーズ」を見て感銘を受けました。

   スウェーデン国王と結婚することにプレッシャーを感じていたシルヴィア王妃に対して、

   結婚披露宴で披露されてシルヴィアの心の後押しになった曲。そう考えると歌詞も意味深に思えます。

 ・栄冠は君に輝く

   試合中の怪我が原因で右足切断を余儀なくされて、野球を断念した元高校球児が作詞した曲。

   NHKの朝ドラ「エール」でも感動的に描かれていたが、こちらはちょっと盛りすぎ?

 ・忌野清志郎(ザ・タイマース)「デイドリーム・ビリーバー」

   ゼブンイレブンのCMソングとして有名。

   アメリカのモンキーズの曲で、日本は忌野清志郎が訳詞をつけてカバーしたもの。

   ただその歌詞は原曲とは全く違い、自分が幼い日に亡くなり記憶もない実母と、

   実母の死を清志郎に知らせずに育て、そして亡くなった義母に捧げたもの。

   「すっと夢見させて くれてありがとう」の歌詞が泣けます。

 

 それでは今週のベスト3の発表です!(「ザ・ベストテン」のイメージで)

 

第3位 「826aska」のエレクトーン演奏!

  エレクトーン1台でスケール感を感じる完璧な演奏はいつも感動。

  また曲のチョイスもおじさんに寄せてくれているのには感謝(笑)。

  最初観た時は中学生だったけど、今年でもう20歳になるんだね。

  特にお気に入りは「スターウォーズ」と「ルパン三世」。

 

第2位 オペラ歌手のリモートによる「宇宙戦艦ヤマト」!

  オペラ歌手の共演なのでコーラスも含めて聴き応えは抜群だが、

  演出もちょっと小芝居を交えて(?)最後まで視聴させる作りがまたいい。

  それにしても改めて聴くと、今の時代にも合っていい曲だなあ。

   
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そして第1位 「交響詩 ウルトラセブン(第一楽章)」!

  ウルトラセブンをシンフォニーで、と最初は遊びすぎと思ったが、これがドハマり。

  イントロからの盛り上がりは「人類の夜明け」をイメージさせて「ウルトラセブン」の世界観にピッタリ。

  合唱も最初はギャグっぽくも感じたが、突き抜けると立派な芸術になっています。

   
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  (特に2分を経過してからがたまりません)

 

 おじさんにはちょっと縁遠いと思った「プレイリスト」だが、語り始めるとなかなかどうして・・・・