今週のお題「やる気が出ない」
目の前にニンジンがぶら下がっていないとやる気が出ないわれら夫婦。
５月の連休、私は気分転換にどこかへ出かけたいなと思い、配偶者は日常の家事から１日でも逃れたいと思って小旅行を計画していたけど、こちらは蔓延防止等重点措置の該当だったため、県外へのお出かけは自粛に決定。
近場で何か手頃なところは、と探したところ、じゃらんで「ハイクラス」扱いの仙台ロイヤルパークホテルが、県内在住の人に割引キャンペーンをしていた! 普段はビジネスホテルしか使わない私にも、これはかなりのお手頃価格と映る。配偶者も乗り気になって「自分たちへのご褒美」となりました（「ご褒美」の基準は総じて甘い）。
ホテルの外観
２００２年の日韓ワールドカップでは、「アズーリ」イタリア代表が１ヶ月間宿泊。また日本が予選１位通過で決勝トーナメントに進出し、決勝１回戦の会場宮城スタジアムに臨むために宿泊したホテル（トルコ戦で「イルハン」が活躍しましたね。懐かし～）。イタリア代表や日本代表のサインも、非常に控えめに飾られている（探さないとわからない）。
あれから２０年近く経ち、あの時の熱狂もコロナ禍で完全に制圧されている････東京オリンピックであのときの熱狂を再現するのはもう無理なのかと感慨にふける私。
華やかなロビー
ホテルの雰囲気は流石にビジネスホテルとは雲泥の差でした。スタッフは皆明るく前向きで親切な応対（若い人が多かった）。ロビーも格調高く、慣れないお客様扱いを受けて、ついつい自分を錯覚してしまう。そんなスタッフの対応から「やる気」をいただきます。
ついでに結婚式場も手前までちょっとのぞく。花嫁さんが乗る素敵な馬車が飾られていて、「おとぎの国」を想像させます。（ちょうど結婚式も開かれていました）
結婚式場前の控えの間です（様々な絵画が見事です）
白馬の馬車（現実に見ると素敵です）
宿泊者には「ウェルカムドリンク」もスイーツ付きでサービスを受けます。ワインも赤、白、スパークリングと揃い飲み放題。配偶者はワイングラスに「なみなみ」とついでご満悦の様子（私はお酒が飲めない）。また場所がイギリスの書斎風で落ち着いた作り。ソファに座ってずーと本でも読んでいたい気分になります。
ドリンクとスイーツを片手に読書
コロナ禍でホテルはどこも営業面で大変なはず。本来はこの時期ホテルもかき入れ時。そんな事情だからこそ私たちがお邪魔させてもらったけど、スタッフの皆さまはそんな大変な事情を露とも見せず、「やる気」を私たちに与えてくれます。どこもかしこもコロナは日本経済に深刻なダメージを与えている中、私からホテルに「やる気」を与えるなんてほんの微々たるものですが、観光業の皆様も頑張ってください。
日常と違い、お客様扱いで芳醇なひとときを過ごし、「やる気」をいただきました。
思い起こせば私たちが結婚式を挙げたのが「横浜」ロイヤルパークホテル。
あれから２０年近く経ち、あのときの「やる気」を再現するのは △〇※■☆×▼････
